リラクゼーションサロンを営む場合の、保険にて対応できる可能性のあるリスクについて本記事ではご紹介します。
リラクゼーションサロンについて保険で対応が可能なリスクは以下の事が考えられます。
リスク例
①施術中に背中を強圧してしまい、あばらが折れてしまった。
②サービスで提供しようとした飲み物を誤ってお客様の洋服へこぼしてしまい、クリーニング代を請求された。
③預かっていたお客様のかばんが盗取されてしまった。
④借りていた物件が隣家からの火災により一部が燃えてしまい、修理が完了するまで営業することができなくなった。
①については、施術行為に起因する身体障害・財物損壊の法律上の賠償責任を補填できる「施術者賠償責任補償」にて補償可能です。
②は被保険者様が使用する施設にて、業務遂行中に発生した事故のため「施設賠償責任・建物管理賠償責任」等にて補償対象となります。
③の預かり品の紛失は「受託物賠償」「管理下財物賠償」にて補償することができます。
④は「休業損害」の補償にて対象となります。
上記補償の内、②~④は単体の商品或いは火災保険の特約等で付帯することが可能です。
しかし、①の補償は指定の学校を卒業された方や、ご契約時に保険のお引き受けを行う団体への会員登録が必要な商品が殆どです。
火災保険に付帯可能な賠償責任補償特約や、賠償責任保険単体のご契約の場合、多くの保険会社で免責事項(保険金をお支払しない事由)に該当しておりますのでご検討される場合はご注意ください。